ついにやってきてしまいました。
結婚するにあたって、私が一番心配していたイベントです。
ろくに働いていない私が挨拶に行ったところで、
ウェルカムなムードになるはずがありません。
大事な娘を、アルバイトで暮らしている人間に、やすやすと渡す親がいるでしょうか。
挨拶に行く日がせまっても、彼女のいる前では平然としていたつもりでしたが、
数日前からずっと私の貧乏ゆすりがすごかったらしいです(笑)
さて、当日はどうだったかというと、
思ったほど、というか、
ご両親とも、こんな私を本当に優しく迎え入れてくれて、びっくりしました。
彼女のお父さんも、「将来はどういう感じになりたいのかだけ教えて。」
とだけ。
本当は「仕事はどうするんだ!」「結婚するつもりならしっかりと稼げるようになってから言え!」
と言いたかったところでしょうが、
終始、優しい雰囲気で話しかけてくれました。
感謝と同時に申し訳なさでいっぱいになりました。
ご両親が優しいのももちろんですが、おそらく彼女の方が随分と段どってくれたんでしょう。
本当に頭が上がりません。
お父さんの質問には、自分なりに誠意をもって答え、
この日をなんとか無事に乗り切ることができました。
結婚を許してくれた彼女のご両親と、彼女には本当に感謝感謝です。
彼女と暮らしていく責任感を感じるとともに、
これからは、ちゃんとしないとな、と改めて思いました(今更ながら………)。